造船業界でのポジション
「イワキテックって、造船メーカーなんですか?」
説明会などで、学生さんからよくいただく質問です。
答えは、、、
「違います」!😉
では、何がどう違うのか、この記事で解説していこうと思います✎
新規造船の依頼は、下の図のような流れで入ってきます。
私たちは、造船メーカーではなく、舶用機器メーカーです。
当社の主力製品「ハッチカバー」は、舶用機器(はくようきき)と呼ばれ、
造船メーカー(お客様)に納品、という形で船に搭載されます。
私も初めて聞いた時は、ハクヨーキキ?なんじゃそりゃ。。。と頭が追いつきませんでした(笑)
ハッチカバーの他に、船を動かすためのエンジンやプロペラなども舶用機器にあたります。
当社では、ハッチカバーの他に、リフタブルデッキ等の舶用機器を造っています🚗
イワキテックの舶用製品についてもっと知りたい方は👉こちら
では、それぞれの仕事には、どんな魅力があるのでしょう?
造船メーカーでは、その会社のブランドの船造りに注力できます。
子どもの頃、進水式等を見て、憧れた造船ブランドがある方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
また、船という大きな製品を造り上げるためには、多くの作業員やメーカーが関わります。
そんな大型プロジェクトの中心人物となれることが魅力のひとつといえます。
舶用製品メーカーでは、特定の製品と向き合い、専門的な分野でより高い技術を磨くことができます。
造船メーカーからの「こういう性能/精度の製品が欲しい」に
どうやって応えるか、どうやって期待を越えるか、が仕事の醍醐味になります。
そのために、材質・構造・製造方法すべてを追求していきます。
「イワキテックでは、船を造っているんですよね!」
これもよく聞かれます🙌
ニアピン! 惜しい、というか、半分正解です😉
弊社では、“船体ブロック”という、船のボディになる部分を造り、
造船メーカーへ納品しているからです。
この船体ブロックが、造船所で組み立てられ、船として完成するわけです✨
▼当社の船体ブロック(製作途中のもの含む)の写真
少し話がずれてしまいましたが、本題に戻りましょう。
イワキテックは造船メーカーではなく、舶用機器メーカーです!
当社の業界ポジションを要約すると、
“造船メーカーをお客様にした、BtoBの造船系メーカー”です🚢
紛らわしいですが、ご理解いただけたでしょうか、、、?
それでは、また次回の記事でお会いしましょう🙋