貨物倉への浸水を防ぎ、
大切な荷物を守る。
船が運んでいる大切な積荷を守るのが最大の役目。浸水で損害が発生しないよう風雨密性に優れています。
船の安全を守る役割も。
万が一浸水すれば、最悪の場合には沈没してしまうこともあります。ハッチカバーは貨物だけでなく安全な運行も守っているのです。
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ポンツーンタイプ
箱状の荷物を運ぶ「コンテナ船」に用いられるハッチカバーです。ハッチカバーの上に最大で約1,000トンのコンテナがのることもあります。蓋の上にも貨物が積める「強度」が自慢!
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サイドローリングタイプ
穀物やセメントなどを輸送する「ばら積み貨物船」の中でも大型タイプに装備されるハッチカバー。ハッチの横にある油圧モーターでチェーンとワイヤーを引っ張り、カバーを開閉させます。
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フォールディングタイプ
比較的小型の「ばら積み貨物船」で使用されるハッチカバーです。ハッチの端に設置した油圧シリンダーで、「ヒンジ」と呼ばれる連結部のあるハッチカバーを折りたたんで格納します。
船を守る巨大なハッチカバーができるまでには、
たくさんの人が関わっています。
ここではハッチカバーができるまでの
流れをご紹介します。
製造工程をのぞき見できる
工場見学動画もありますので
ぜひ見てみてくださいね!
「注文仕様書」の確認
この条件でどんな工夫ができる?
造船所からハッチカバーの「注文仕様書」が届きます。設計にて箇条書きで指示されている開口サイズや重さ制限などを確認します。
「基本計画図」の作成
柔軟で自由な発想力に期待!
設計には「もっと強く」「もっと軽く」といった課題が山積み。ある程度はフォーマットに従って作図しますが、新たな視点、自由な発想、大歓迎です!
強度の解析
安全な設計ができているか確認!
強度の計算はコンピュータを用いておこないます。強度の不足している場所は色で一目瞭然に!
詳細部分の作図
大局を見ながら細部を詰める作業!
強度はもちろんのこと、中に人が入って作業できるか?といった製造工程のことも考えるのが大きいものづくりの難しいところ。
設計が完了したら、いよいよ製造に入ります。
製造
ものづくりのワクワクを間近で感じる!
製造をおこなう工場が社内にあることがイワキテックの強み。相談や変更などがあってもすぐに現場に駆けつけられます。
(怒られたりしないから安心してください!)
☜製造工程の詳細は動画内で紹介しています。
完成
自分のアイデアが海に出る!
たくさんの人と連携して完成したハッチカバーが実用される感動は一度味わうと忘れられません!私たちの仕事のやりがいです。
イワキテックの設計部門ではハッチカバー以外にも、
舶用関連製品などの設計を積極的におこなっています。
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RO/RO装置
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ドックゲート
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桟橋
イワキテックの設計部門では
ハッチカバー以外にも、
舶用関連製品などの設計を
積極的におこなっています。
イチから新しいものを考えたり、
海外の技術を自社で使えるように研究したり。
世の中の動向を見ながら
次なるニーズに応える仕事です!
電動リフタブルデッキ
電動リフタブルデッキは自動車を運搬する船に搭載される装置。準備運動が不要な電動モーター駆動で昇降させ、デッキの高さ調節を素早く能率的におこないます!
しまなみ海道に位置する
3つの工場で
船の物流を支えます。
イワキテックでは広島県の向島と因島、愛媛県の岩城島の〈3工場体制〉でハッチカバーをはじめ船体部品の製造を行っています。どの工場も瀬戸内海を渡る『しまなみ海道』に隣接し、温暖な気候の中でのびのびと働ける環境です。岩城島へは生名フェリーを利用して簡単にアクセスすることができます。
【生名フェリー】 土生港(長崎桟橋) ~ 立石港 へのアクセスはこちら
巨大な船の部品を作る会社だから、職人肌のまじめな社員ばかり…なんてイメージはありませんか?もちろん仕事にはきっちり取り組みますが、楽しいことが大好きでイベントごとにも全力投球するのがイワキテックの社員です。
お客様と地域、
そして従業員に愛される企業へ。
イワキテックは1957年の創業以来、瀬戸内地方の地域産業として
造船関連製品の製造をおこなってきました。
当社の経営理念は「愛」。
高い技術力と信頼でお客様に愛される、また地元企業として
地域に愛される企業を目指しています。
イワキテックは今、企業としての若返りを図り、
第二創業期を迎えています。必要なのは若い力。
新しく仲間になるみなさんが吹かせる、新しい風に期待しています。
代表取締役社長 山本 一郎
お客様と地域、
そして従業員に愛される企業へ。
イワキテックは1957年の創業以来、
瀬戸内地方の地域産業として
造船関連製品の製造をおこなってきました。
当社の経営理念は「愛」。
高い技術力と信頼でお客様に愛される、
また地元企業として
地域に愛される企業を目指しています。
イワキテックは今、企業としての若返りを図り、
第二創業期を迎えています。必要なのは若い力。
新しく仲間になるみなさんが吹かせる、
新しい風に期待しています。
代表取締役社長 山本 一郎
代表取締役社長 山本 一郎
「第二創業期」で生まれ変わろうと
しているイワキテックでは若手を積極採用中!
老舗の安定感ある会社に、
新しい風を吹き込んでくれる方を募集しています。
イワキテック株式会社
〒722-2198 広島県尾道市因島重井町474-7
業務部 HRチーム 担当:原(ハラ)・川上(カワウエ)
Tel:0845-25-1145
Mail:saiyou@iwakitec.co.jp
- 既成概念に
- とらわれない、
- イワキテックの「起爆剤」!
設計グループと採用担当を兼任。一緒にイワキテックの設計を盛り上げてくれる新しい仲間を探しているアツい男。
設計技術グループ
因島工場勤務
設計グループと採用担当を兼任。一緒にイワキテックの設計を盛り上げてくれる新しい仲間を探しているアツい男。
「川上さんが担当で
よかった」に報われた。
ハッチカバーの納品後にトラブルが続出し、一ヶ月ほど造船所に泊まり込みをしたことがあります。絶望して諦めかけながら期限ギリギリで解決。そのときに客先の担当者に「どんな時も不満を言わずに尽力してくれて、川上さんが担当でよかった」と言われたのを覚えています。やっぱりお客さんに喜んでもらえると、どんな苦労も報われるんです。これ以降はどんなトラブルがあっても死ぬことはないと腹がくくれるようになりました(笑)
イワキテックを、
一目置かれる技術集団に。
造船業界の中でも技術力の高い設計部隊を持つ会社として認識されたいです。目標は、設計発信で既成概念を壊していくこと!自社製品に技術力で付加価値をつけて、会社の目玉製品にしたいです。新しい価値を生み出す技術集団になれるよう、若手の育成にも注力していきます!
- 瀬戸内の太陽に
- 愛された、
- 甘いマスクの二刀流社員。
プロ野球選手になりたかった元野球少年。今でも休日は子どもとキャッチボール。野球で培ったチームワークが武器!
生産管理グループ
本社勤務(岩城島)
プロ野球選手になりたかった元野球少年。今でも休日は子どもとキャッチボール。野球で培ったチームワークが武器!
自分たちの作ったものが
海に浮かぶ!
現場とお客様の間に入って、材料手配の段取りやスケジュール作成など全体の流れを管理しています。製造は長いもので半年ほどかかることも。長期にわたって制作した製品ほど、出荷してお客様のところ(造船所)で船のカタチになり、進水後、海の上に浮かんでいるのを見たときの喜びは大きいです。立派に働く船を見ると、苦労した甲斐があったと思います!
現場も生産管理もわかる
二刀流社員に!
今は生産管理として現場からは離れていますが、実は一年前までは現場で働く製作サイドの仕事をしていました。生産管理の仕事はまだまだ勉強中。自分だけではなくみんなの抱える問題を把握しなくてはいけないのがこの仕事の大変なところ。現場と生産管理、どちらにも精通した二刀流社員として活躍するのが目標です。
- ベストなマウスを
- 求めて三千海里。
- さすらいの開発マスター。
CAD(設計開発に使うソフト)の操作に欠かせないマウスをよく買い替える人。新しい機種を試すのが自分の仕事だと(勝手に)思っている。
設計技術グループ
因島工場勤務
CAD(設計開発に使うソフト)の操作に欠かせないマウスをよく買い替える人。新しい機種を試すのが自分の仕事だと(勝手に)思っている。
イチから設計したものが
うまく動いた!
電動リフタブルカーデッキ(船への車両の積み下ろしに用いる装置)の試験研究を行ったときのこと。電動装置や制御装置など初めての試みがあったり、すでにある構造を流用できる部分が少なかったりと、イチから設計する部分が多い案件でした。仕様決めからさまざまな検討を重ねて、電源を入れるのは緊張の瞬間。正常に作動したときには設計をやってて良かったと感動しました。この感動を一度味わうとやめられません!
むずかしいですか?
手取り足取り教えます!
(おせっかいでスミマセン。)
イワキテックは若手の教育に力を入れていますし、初めてのこと、わからないことは手取り足取り教えてくれる人が多いので安心してください。ちょっとおせっかいなのが設計部門の特徴かもしれません。ピンチのときはみんなで助け合える雰囲気もあります。設計の仕事は新しいことを学び続ける姿勢が必要ですが、それが苦でなければとてもやりがいのある仕事です!
- ソフトな笑顔には
- 要注意!?
- 総務のやさしいお兄さん。
いつもやさしい笑顔で親しみやすさナンバーワン。ただし仕事を頼むときも、催促するときも、その笑顔で押し切るので要注意。
総務グループ
因島工場勤務
いつもやさしい笑顔で親しみやすさナンバーワン。ただし仕事を頼むときも、催促するときも、その笑顔で押し切るので要注意。
大きなイベントを
成功させる達成感。
イワキテックが主体となっておこなうイベントの舵取りを任されたときは、当社の全部署・協力会社の社員を巻き込んで準備に取り組みました。参加者のモチベーションを高めるのに苦労しましたが、無事終えたときは大きな達成感がありました。また地域の方を招いて造船のことを知ってもらうイベントもあり、参加者の方からも楽しかった、おもしろかったと声をいただけると素直に嬉しいです。
どんな仕事?
お金の流れがわかると
おもしろい!
総務では経理関係の業務もおこなっており、工事代金や従業員の給料などお金の流れをすべて管理しています。巨大なモノづくりの、一年を通してのお金の流れがわかるようになってくるとおもしろいですよ。またイワキテックの総務グループはおしゃべりや笑いが絶えない陽気な部署。人がやさしくてワイワイ働けるところがこの仕事の最大の魅力かもしれませんね。