イワキテックの技術力(強み)を生かしたモノづくり
自社ブランド製品であるポンツーンタイプなど3種の[ハッチカバー]や[リフタブルデッキ装置]をメインとして、
[船体ブロック][上部居住区構造物][各種船舶装置]など、独自技術に裏づけられた高信頼性の製品をお届けしています。
ハッチカバーとは船の蓋に該当する開閉部分です。
当社が生産するハッチカバーはポンツーンタイプ・サイドローリングタイプ・フォールディングタイプの3種類。
ひずみ矯正技術など人材・技術・設備がフルに投入されたイワキテックのオリジナルブランドとして高い評価をいただいています。
なかでもポンツーンタイプのハッチカバーは、生産量・質とも日本一との評価をいただいています。
コンテナ船に装備され、ハッチカバー上面に数多くのコンテナを積み付けます。
その為、“高い強度”を持っています。港湾設備(コンテナクレーン)により、ハッチカバーを吊り上げ、倉口を開放させます。
ばら積み船に装備され、左右2枚のハッチカバーで構成しています。
油圧モーターでハッチカバーに連結したチェーン&ワイヤーを引っ張り、カバーを船幅方向に水平移動させます。
その為、小さい動力で倉口を開放可能です。
ばら積み船に装備され、前後2枚のハッチカバーがヒンジにて連結しています。
ハッチ前後に設置した油圧シリンダーでハッチカバーを、折りたたむように立ち上げ、倉口を開放させます。
その為、コンパクトに収納できるハッチカバーです。
ハッチカバーの他にも、多数の船用関連製品を製作しております。
自動車運搬船において、車高の違う車両の積載効率を上げるために高さを調節できるのがリフタブルデッキです。
これにより、積載効率が格段に向上します。
自動車運搬船(6,000台積)Pure Car Truck Carrier(6,000 cars)
リフタブルデッキパネルLiftable Deck Panel
デッキパネル全体配置図Deck Panel Arrangement
普通車の場合Normal Height Vehicle
背高車の場合High Roof (Construction) Vehicle
船内の写真
電動モーターとウインチにて昇降する電動駆動装置を開発しました。
クリーンで効率的な電動駆動
電動モーター駆動のウィンチによる昇降装置はクリーンな装置です。油圧駆動のように配管や作動油を必要としないので、積み荷(自動車)にダメージを与える心配もありません。また、電動モーターの操作は準備運動が不要で、リフタブルデッキの高さの模様替え作業が素早く能率的に行えます。
“半自動運転モード”によるコントロールが可能
ボタン一つで昇降を開始し、半自動でリフタブルデッキを目的の位置(上段、中断、下段)に変更できます。半自動モードでは操作ボタンを押し続けることなく、開始のボタン操作のみで所定の位置まで移動し、自動的に止まります。
ランプウェイは、船と岸壁とを橋渡しする荷卸しに欠かせない装置です。
スムーズな開閉と安全管理で、船と岸壁の荷卸しをサポートします。
ドックゲート
Dock Gate
繋連橋
Bridge for Floating Pier
浮桟橋
Floating Pier
巨大な船をいくつかの塊に分けて製造して繋ぎあわせていく造船技術が船体ブロックです。
機械化、ロボット化が進む中、人の手による熟練の技を駆使して生み出していきます。